最初の食道がんが平成15年6月に寛解した後もPET・CT・内視鏡・血液検査による経過観察は欠かさなかった。寛解後の正(まさ)しく4年後の平成19年6月に新発食道がんが一度に3個も発見された。その内の小さな2個は同月直ちに内視鏡で切除したが、頚部の大きな1個の治療には陽子線照射を選択。
照射治療の3ヶ月後に待望の寛解のご託宣が出た。二度もの発病に懲りて遂に禁酒(正確には節酒。平均酒量は従来の1/5以下)を決意。更に10年生き永らえられれば待望の平均寿命(日本人男子は79歳)に辿り着ける。今後も油断せずに定期健診を主治医と相談しながら適宜受け続ける覚悟である。
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がんの治療体験の講演(平成20年2月24日脱稿) |
平成20年2月24日に福岡市の大博多ホールで、(財団法人)脳神経疾患研究所付属総合南東北病院が主催した陽子線市民公開講座でがんの陽子線治療の体験を講演した。
そのときに使ったスライド20枚とその説明のための原稿を転載した。
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