8月4日、内視鏡検査の受付時に看護師が『澤木先生は、今日だけ学界で不在です』という。『私は澤木さんの診察日を確認して予約していますが・・・』『患者様に澤木先生がご不在のご連絡をされなかったのは何かのミスです。申し訳ありません。検診日を替えられますか?』『内視鏡での検査は誰でも出来る技術とは言うものの、代わりが若い医師ならばお断りしますが・・・』『研修医以外にも本日は専門医が2名います』『お歳は?』『澤木先生よりも1歳上と1歳下です』『それでは年配の先生を指名させてください』
看護師が診察室に入って相談した結果、『内視鏡部水野医長が引き受けてくれました』と、報告してくれた。
後日インターネットで検索すると、両医長(医療機関での医長とは、民間会社や官公庁で古くから使われている課長クラスに相当する待遇職名)は共に日本消化器内視鏡学会評議員ではあったが、澤木医長は消化器、水野医長は肝胆膵がご専門だった!
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