2月2日                     職場に報告
 昨日、やっと職場に電話した。「ご迷惑をおかけしてすみません。こんな忙しい時期に・・・。実は・・・」って。校長先生は「お!?」と驚き、でもすぐに冷静さを取り戻し、いろいろな手続きをしてくださるとのこと。そのあと事務さんや教頭先生にかわったり、電話の向こうで職員室がざわざわしてる感じがした。

 育休中に妊娠するというのは、まだ、あまりあまりよくあるケースじゃないみたいで。育休が3年になったのはここ数年なので、これからは私みたいな人がふえてくると思うけど。わたしの場合、ハッチの育休を少し延長し、たまちゃんの産休に入り、たまちゃんの育休にはいる。とりあえず、産休の基準となる「出産予定日証明書」がいるので、今日、学校へ持っていった。

 久しぶりなので超緊張。これから成績処理や一大イベントの卒業式が控えてる中に面倒な仕事を増やしてほんと申し訳ない。せめて手土産にシュークリームやらイチゴ大福を持っていった。いや、そんなんじゃ、つりあわないですけど・・・。
 面倒をかける校長先生や教頭先生、事務さんにとってはヒンシュクものだろうなー。確実に。他の先生はどう思うかな。笑われちゃうかな。いつまで休むつもりだ、4年も5年もやすんだたら、使い物にならないぞって思われるかも。でも実際そうかもしれない。

 でも一方でこう思う。3人子どもが欲しかったのは、最初から。ハッチの育休を終えて復帰してから妊娠したらどうだろう。きっとまた切迫流産になって休んで迷惑をかけてることだろう。実際、今回の妊娠でも仕事してないにも関わらず切迫になった。その迷惑にくらべたら今回の迷惑はまだマシなのでは?まず、担任をする子どもたちに迷惑をかけないですんだ。こうなったら、いいように考えるしかない。復帰したら、謙虚に一生懸命がんばろうって思う。 
1月31日         11W3D たまちゃんの大きさ(頭からお尻) 4,02cm
 前回、出かける直前になにげなくトイレにいっちゃって、尿検査ができなくて失敗したので、今回は、朝一でトイレにいき、水をのんでいざ出発。めでたく尿検査完了・・・。だが、今回その尿検査で淡白がおりてしまった。昨日胃腸風邪で寝込んでたのでそのせいか?

 今日は、内診があるとおもってスカートできたけど、お腹の上からのエコー。もうこんなんでみられるんだ。たまちゃんったら、今日は、ばっちりおきてたみたいで、ぴょこぴょこ手足をうごかして元気、元気。あかね先生は、かなりじっくり親子の対面(というかたまちゃんはこちらをみられないけど)の時間をとってくださる。しかも、いつも一緒になって「かわいいね」って言ってくれる。ハイ、かわいいです。
 帰りには、「妊娠届出書」をもらった。これで、母子手帳をもらいにいくことができる。それから、診察のあとの助産師さんとの面接のときにお願いして、入院する部屋をみせてもらった。畳の部屋が8つ。Aの部屋は一番小さい部屋で、トイレ、冷蔵庫付き。Bの部屋は中くらいでトイレ、冷蔵庫付き。Cの部屋は大きい部屋でお風呂、トイレ、冷蔵庫付き。どの部屋も至ってシンプル。そこに入院して、そこで分娩して、そこで赤ちゃんとすごす。それぞれ38万、40万、42万。
 
 今までの2回の経験では、LDRだったり普通の分娩代だったり、上向きでグリップを握り、足を踏ん張るスタイルだったから、そんな私としては、なんにもないところで、自由な姿勢でお産をしてくださいといわれてもちょっと戸惑う。その辺のことを聞いてみたら、「グリップを握ったからって力が入るわけじゃないんですよ。赤ちゃんが下りてくるのをまってるんです。横向きでされる方が多いかな〜」と。そういえば、陣痛でつらいとき、一番楽なのは(マシといったほうが妥当)横向きだったっけ。しかし、横向きで足を犬のおしっこみたいにあげて!?うーーん、まだ不安だ。 
1月18日                  9W2D たまちゃんの大きさ 2.29cm 
 長かった2週間!おりものは量も少なく、色も薄くなったけど、まだ続いてる。つわりはピークかそれともおわりつつあるのかな?というところ。
 今日の健診では、もうちょっとはっきりたまちゃんの姿がみられるかな?という期待と心臓がちゃんと動いてるだろうか?っていう不安をかかえつつ、診察してもらう。
 たまちゃん、みてすぐにわかるほど、大きく、そして、頭と体とわかれて、二等身になっていました。それから、からだからでている4つの突起は手足。じっと見ていたら、びくん、びくんと動いていました。「かわいいなあ」ってまたうるうるしていたら、先生が「かわいいですね」って言ってくれました。もちろん、心臓もはっきりとどきどきしているのがみえました。
 今日は、血液検査をして、2週間後に健診にきたときには、妊娠証明をもらって、そしたら、母子手帳をもらいにいけるのです!ああ、まちどおしい。「なんで、出血するんでしょう?」って質問したら、「なんででしょうねえ」って先生。その気の抜けた感じがかえって安心させるのだ。今まで自主的になるべく動かないようにしていたけど、普通に動いていいということなので、徐々に普通にしていって、様子をみようかな、と思う。
 あとの助産師さんとの面談では胎盤がもうちょっとしっかりするまでは出血がある人もあるけど、今日みたいに心臓がげんきなら大丈夫とのこと。

 心配しているだろうと、とうちゃんにメールしたら、「よかった、よかった、かあちゃんがんばってるもんね。ありがとう」と返事。がんばってるのはとうちゃん。かあちゃんがダラダラしてる分、子どもたちの面倒、家事もいつもより余分にやってくれている。こっちこそ、ありがとさん! 
1月4日                  7W0D たまちゃんの大きさ 0.84cm
 胃腸風邪のひどいのは1日でおさまったけど、気になるおりものは、ずっと続いてる。量はそれほど多くはないけど。でも、なれてきたのか、あまり驚かなくなった。やっぱり先生の「大丈夫」の一言が効いている。

 予定していた健診の日。今日こそは心臓がはっきりと見えるはず。でも、見えなかったらどうしよう。どきどきしながら見てもらうと、今度ははっきりと「ちかちか」が見えました。思わず涙。気分が急に軽くなった。

 でも、、こんどの健診までの2週間が長い。超音波の機械が自宅にほしい。妊娠してから、袋が見えるまでは「ちゃんと子宮の中に着床してるだろうか?」って、袋が見えてからは「袋はからっぽじゃないだろうか?」って、袋の中身が見えても「心臓は動いてるだろうか?」ってずっと心配は続く。心配しても、楽観的に過ごしても運命は決まってるとしたら、たまちゃんにとって居心地がいいのはどっち?って考えれば、心配ばかりしてないで楽しいことを考えてたほうがいいのはわかっているけど。
1月2日                     
 おばあちゃんのお葬式も無事に済みました。皆さんにきをつかってもらって、ほとんど動かず、ぐうたらしてることができました。とうちゃんも休みで、タクやハッチもお客さんがきてよろこんでたし、ふつうの日より、かえってのんびりできたというのが本音。おばあちゃんが私とたまちゃんを応援してくれたのかも。ありがとう、おばあちゃん。

 それにしても、昨日の夕飯の途中から、お腹は痛くなるし、夜中に吐き気はするし、とっても調子が悪い。朝になっても起きられない。常に吐きそうな気分。急につわりがひどくなったみたい。吐くのってつらい!、へんな筋肉つかうのかスジがおかしくなりそう。吐き上手(?)なとうちゃんに「どうやったら楽に吐ける?」ってきいちゃったほど。「ぬるい牛乳をのんどくとか・・・」って聞いただけで気もち悪・・・。じっとしているのもつらくて、「ううう・・・」「はああああ・・・」と唸り声をあげちゃう。5回ぐらい吐いて、下痢もあって、熱もでたので、「胃腸風邪だな」ってわかりました。

 それにしても、つわりのひどい人はこれがずっとつづくなんて、ほんと尊敬する。それに、闘病中、気もち悪くて、苦しくて、「1分が長い」って言ってたお義父さんは、どれほどつらかったんだろうって、思いをはせてみた。一人きりの長くて眠れない夜。がまん強いお義父さんだからいくつもこえられたんだろう。だんだんやせていっちゃうおとうさんを見るのがつらくて、なんにもお世話ができなくてごめんなさい・・・。ハッチがうまれて、初めて病院のお父さんに会いに言ったとき膝に抱いて「丈夫に育てよ」っていってくれたんだっけ。おとうさんも天国で6番目の孫も待ってくれているはず。がんばらなくっちゃね。
12月27日                  6W4D 袋の大きさ 2.38cm
 大きいおばあちゃんが病院で亡くなったって電話があった。こんなときではあるけど、ほぼ同じ時間にわたしもかなり濃い色(ココアぐらい)のおりものがでちゃって、びっくり。とうちゃんとお義姉さんは病院へ急ぎ、わたしは、お義母さんに子どもをあずけてあかね医院へ。だんだん色が濃くなってくるなんて、絶対にいい状態じゃないよね・・・
 
 かなり落ち込みつつ診察をうけると、超音波の画面にはまた一段と大きくなったたまちゃんの袋。でも依然として、中身は見えず。先生も一生懸命いろいろ探してくれて、それらしきものをやっとみつけて、じーっと画面にちかづいてみてくださってた。そして、「ここになんとなーく動いてるの。見えるような見えないような。・・・いや、どっちかというと見えますね。大丈夫。」きっと泣きそうな私を見て、安心させるために丁寧にみてくださったと思う。あまり確かに心臓の点滅がみえたと言うわけじゃないけど、「大丈夫」という先生の言葉がすごく大きな力をくれて、励まされた。
 しかも、「すごい出血」ってたのに「これくらいのあるかないかの出血なら様子をみててください」って。それから、「あまり動かない方がいいですよね」って聞いたら「うごくと出血は増えるかも知れないので、出血を恐れるならそうですけど、小さい子もいてそうも行かないだろうしご希望に応じて、いいですよ」だって!なんか、今までの感じと違うな〜。まあ、「大丈夫」 ということだろう。

 29日から新年の3日までお休みということで、「もし、何かあったら・・・」って心配だったけど、「そのときは、いつもだれかいますから、来てください。先生も隣にいますから。(先生の自宅は医院の隣)」と言われ、一安心。きっと次の健診までに一度くらいは来てしまいそうと思っているかあちゃん。

 さすがに今回は止血剤でもでるだろうと思っていたけど、なにもなし。家で調べてみると、この時期に薬を飲んでも効果はないとのこと。初期の流産は、「自然淘汰」。母親のせいでもないし、人間がどうすることもできない。流産するときはする、そうじゃない場合は、出血してても妊娠は継続するということらしい。やっぱりそうだったんだ。流産しちゃったときもハッチのときも「お願い!」ってすがる気もちで、普段薬を飲まない私が絶対忘れずに薬を飲んでたけど、ふたつの卵の運命はそれぞれ決まってたんだ・・・。

 それにしても、これからお通夜、お葬式、法事とあるのに・・・。やっぱり出血はこわい。なるべく動かないでいたい。こりゃ、役に立たない嫁だこと。
12月24日                   5W6D 袋の大きさ 2.0cm
 妊娠がわかってから、すぐにクリーム色のおりものがあって、だんだんピーナツクリームぐらいになってきた。これは、やばいかも・・・とあかね医院へ。
どきどきどきどき・・・。前回の経験から、色つきのおりものは切迫流産っていわれるんだってわかってたから。
 内診してもらうと、袋は大きくなっていました。でも、まだ中身が見えない。これ、かなり不安。「まだ見えないですね」って言うと、先生は、「ここらへんにぼんやりみえるような感じではあるけど・・・」と。はやく袋の中にたまちゃんがいるのを確認したいよ。

 ハッチのときは、張り止め、出血どめの薬をもらったのだけど、今回はなし。とくに安静にしておくように言われたわけじゃないけど、さらにぐうたら生活をしようと心に決めたのでした。
12月20日                   ふくろの大きさ 1.27mm 4W4D
 急いで病院へ行っても、あかちゃんの袋が画面で確認できないだろうと、生理予定日から1週間以上たった、この日まで待って出かけました。
 「今度も絶対にここで産む!」と言ってた「花レディースクリニック」だけど、今回は、近所にできた「あかね医院」に行きました。

 あかね医院、とても魅力的なんです。五人の子育てを経験した女医さんで、母乳育児推進、畳の上で出産、建物は、木の香りに満ちたスウェーデンハウス。受け付けの方から、看護士さん、あかね先生まで、かわいいブラウスで、「ここは喫茶店ですか?」と思うほど。保育士さんがいつもいらっしゃって、子どもたちが遊んでる。スタッフの方の子どもさんたちらしいです。私が行ったときには、待合室で、スタッフの方がおっぱいをあげていらっしゃいました。きっと、ここなら、私たちの気もちをわかってくれる、満足するお産ができるに違いないって思うんです。それに、人任せ、機械任せ、薬任せにしない、母親本来の力を引き出してくれそうな気がするの。

 実はちょっと前にカンジタにかかって、ここでお世話になったんです。そのときもとても気もちよく見てもらうことができました。妊娠以外では、なかなか行きにくい産婦人科だけど、ほんと、来てよかったと思ったのです。女医さんだから、余計安心なのかな?ちょっと婦人系の心配事があったら、これからもお世話になるつもりでした。

 すぐに病院に行かなかったりして、さすが4回目の妊娠、余裕だねえ、と思うかもしれないけど、本当は、どきどき。のどカラカラ、つばごっくん。だって、子宮外妊娠だとか、前みたいに流産とか、不安はいっぱいだもの。だから、血圧があがっちゃって、測りなおしになっちゃった。
 さて!どうだったかというと、ちゃーんと袋は見えました。望まれない妊娠だったり、あとで残念なことになっちゃったりすることもあるから、簡単にはいってくれないんだ、っておもっていたけど、「おめでとうございます」って初めて言ってもらいました。

 診察のあとは、別室で助産士さんとの面談。毎回セットなんだそうです。これなら、先生に聞きそびれたこととか不安なことも話せそう。と、言うわけで、気になっていた出産費用をきいてみたところ、部屋によって、38万、40万、42万だそうです。42万のお部屋にはシャワーがついているとのこと。ちょっと高めですよ。ていうか、結構高いよ・・・。KOUちゃんが友達の出産でお見舞いに来たときの話では、布オムツだったりとか、他の病院とは違うこともあるんでしょうね。ちなみに初診で5000円ぐらいでした。

 次回は年明けになります。なるべく安静にしてたまちゃんが大きくなるようにしたいです。ぐうたらな嫁になるぞ!おー! 
12月15日
 昨日、弟のお嫁さんから電話で、「妊娠したんだけど、どこの病院がいいかなあ」って話にアドバイスしてた私。「すっごい楽しみにしてるから!気をつけてね〜」って言いつつ、実は自分も「ん?ん?まだこないんですけど?」と思ってる今日この頃。
 まさかねー、と思いつつハッチのときに残ってた検査薬で調べてみることに。ハッチのときは、結果が出るまで目をつぶっててエイッと見る感じだったけど、今回は軽い気もちでやったのでじーっと見てた。・・・ら?えっと、印が出たら陽性だったよね・・・出てるじゃん。印が出たら陰性だったっけ?いやいや、印が陽性。まじで?
 と、言うわけで、ここのところ忙しくて、いったいいつ妊娠したのかわからない感じではありますが、かあちゃん、待望の第3子懐妊でございます!!やっほーい!

 いつもこのことをとうちゃんにどうやって報告するのか考えるのが楽しい。今回はクイズ形式。ベッドに入ってから、もう今にでも寝そうなとうちゃんに「急に目が覚めちゃうほどびっくりすることがあるよ。さてなんでしょう?」何事!?と、もう目が覚めちゃったとうちゃん。
「すっごく大変そうだけど、すっごく楽しそうなことだよ」
「なにー。またクリスマス会やるの?」
「それは、一日だけでしょう。もっと長期にわたって大変そうで楽しそうなこと」
「かあちゃんが何かの会の会長になったとか・・・」
「そんなん1年じゃん。一生大変で楽しいんだよ。それは、タクもハッチも同じこと」
と、そこまでいってやっと分かったみたい。
「でかした!」
と言ってくれました。とうちゃんは、いつもこういってくれる。これがうれしい。

 いつかは3人目ができるといいと思っていたけどこんなに早く来てくれるとは。ハッチがなかなかできなかったから、次も時間がかかるだろうと思っていたんだけど。つい先日、勤務先から育休あけの確認がきたところだけど、ハッチの育休をのばして、次の産休に入ることになりそう。
 前回の妊娠と違うのは、この一番大事な時期に仕事をしてないってこと。タクのときは超スムーズだったけど、次は流産、次は切迫流産だったから、今回も気をつけないと。仕事をしていると気をつけるといっても限界があるから、家にいられるのはうれしい。仕事の方にも迷惑をかけないですむ。

 4番目のたまちゃん。かあちゃんのところによくきてくれたね。とうちゃんもおにいちゃんたちもまっています。かあちゃんは、あかちゃんを迎えるのはもうベテランだから、安心してね。いっしょにがんばっていこう!

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