この話を小中高時代の同期生で元小学校教諭、現在は住職をしている友人に話したら、彼は200戸の檀家の皆さんに、いつも3つの準備を薦めているそうだ。
@死亡連絡先リストの作成
本人の交友関係には遺族すら知らない人もおり、特に突然死の場合には困るから。
A葬式用の写真の準備
住職としては、祭壇に飾られたピンぼけ写真を見るのは、悲しくなる。カメラが普及した結果、写真スタジオで記念写真を撮る人が少なく、アルバムから選んだ写真を拡大しただけのものが多く寂しい。
日頃から葬式用に自分が一番気に入った写真を用意しておき、5年も過ぎたら長生きできたことに感謝して、実年齢に近い新しい写真と取り替えておいて欲しい。
B資産リストの作成
固定資産は遺族も知っているけれども、金融資産や保険関係は意外と盲点になっていて、遺族が困る。
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