先日は墓石工事を完了させて頂きまして誠に有難うございます。石松様からのメールを拝読致しました。先ず最初に、石松様に改めてお詫びを申し上げます。
墓石の完成が当初の予定より大幅に遅れましたことをお許し下さい。パプアニューギニアへのご旅行を予定されていらっしゃったとのこと、本当に申し訳ございませんでした。また、文字見本(書体)の間違いにつきましても重ねてお詫び申し上げます。これらの粗相につきましては全て私が原因であり、己の出来の悪さを恥じております。
頂戴いたしましたメールの内容(メールに添付した今回の原稿)につきまして申し上げます。石屋、石屋でない方、どちらの方々が読まれても興味深い内容だと思います。特に、@耐震性のご説明には感服いたしました。
横滑りの慣性力が万一発生すればピンに剪断力が働くが、基礎と接触している面積はピンの断面積に比し遥かに広く、その分剪断力は反比例して小さくなる。
経年変化で接着剤が劣化してピンが万一破断しても、接触面を再度研磨するだけの簡単な復旧工事で済むはずと、各種応用力学をいやしくも聞き齧った私は楽観している。
私には上記のような難しい表現はできませんが、石松様のご指摘の通りです。将来地震などの事態が発生しても石松家の墓石は損傷が少ない上に、修繕などを含む復旧工事は時間と費用が最小限で済むように設計されております(少なくともそのつもりです)。これは修繕する必要が生じた場合、次の代の方々における経済的な負担を少しでも軽減させて頂きたいという弊社の勝手な発想です。
ただ私の場合は応用力学などの難しい事は分かりませんので、ベテラン職人からの助言と自分の乏しい経験からの勘だけで図面を作成しております。勘などと書きましてご気分を害されましたら申し訳ございません。しかし石松様のように専門的な教育をお受けになり、高度な知識をお持ちの方からすると、弊社のような石屋の作業などは《勘》のレベルに過ぎないと痛感しております。
少々長くなりますが、私の率直な思いを書かせて頂きます。
実は私は、今回の墓石工事のご契約は弊社には頂けないものと考えておりました。私が約20年の間にお会いしたどのお客様より、石松様は高度な要求をされるお方だったからです。それは技術的な問題だけではなく、お墓としての本質的な面も含まれます。私は当初から石松様のご要望に怖気付いていたことを告白致します。
例えて申し上げれば、宮廷で振舞われる料理を町の大衆食堂の店主に依頼されるような印象を受けました。素材の良し悪しや料理の味だけではなく、その料理を食するにあたっての背景やそれに関わる思いなども、併せてお尋ねになられたような気がしたからです。
今回の工事は外部の者に助けを求めるなど、弊社と致しましては異例中の異例なケースでした。本来であれば、異業種からの参入者ではない昔ながらの石屋としては、とても恥ずかしいことなのです。この事実を知れば、弊社を笑う業者もいるだろうと推測いたします。
しかし、美観・耐久性・建立後のメンテナンスの容易性などを維持して石松様のご要望にお応えするには、この方法しか思い浮かびませんでした。これは経費を抑えるという類の話ではございません。石松様からのご要望にお応えするには、弊社単独では限界があるかもしれないという情けないお話です。私の提案に弊社の経営者も当初は迷いがあったほどです。
私は大衆食堂の料理人のレベルですから自力で出来ることの限界を理解しております。石松様が要求されるレベルのお墓を完成させて頂くために、私は自分の得意なことだけに専念することに致しました。
図面・原石の選定・中国作業場での加工のチェック・国内作業場での加工のチェック・補強の方法・施工前の下準備や施工法の指示(製品底部の撥水処理や白華対策など)だけです。基礎工事は専門業者様、加工は共同作業(中国と石寅)、施工は静岡の精鋭チーム。特に静岡のチームの能力は本当に素晴らしいのですが、彼等は図面を見るなり今回の工事に興味を持ってくれました。
「腕が鳴るな!」「是非やってみたい工事だ!」と快諾してくれたことは一生忘れません。皆様のご協力が無ければ、今回のお墓をあのレベルでは完成できなかったかもしれません。私の存在意義など本当に希薄なものです。弱気なことばかり書きましたが、10社の中からご指名を頂きました責任を感じておりましたことは事実です。
入札に参加した他社が完成した墓石を見て「あの程度なら俺たちの方がもっと良い墓をつくれる!」と言われることを今でも恐れています。恐れていました、と過去形で書くことが出来ない理由は、石屋の仕事は工事が完了したら終わり、ではないからです。決して石松様に心配をお掛けする意図はございませんが、建立後の錆びなどの発生は約0.1〜0.3%の確率で起こります。
私は良い原石を必死で選びました。それに偽りはございませんが、それでも絶対に錆などの問題が発生しないと断言することはできません。原石の選定も科学的な根拠に基づくものではなく、経験による勘だけが頼りだからです。恥ずかしながら申し上げますが、これが石屋の現実であり限界なのです。
取り敢えず今後30年間何も問題が発生しなければ今回の墓石工事が成功だった、と考えることにしております。それまでは現地にて建立後の点検を時々させて頂きたいと存じます。駄文にて申し訳ございませんが、私の率直な思いです。
あってはなりませんが万一問題が発生した時を考慮して、以前にお約束を致しました無期限の保証書を発行させて頂きます。口約束では次の代の方々にお約束が守れない可能性がございますので、書類に仕上げてお渡ししたいと思います。今月中に建立後の点検をさせて頂いた後に石松様のご自宅にお届けを致します。
最後になりますが、墓石加工の項目で『目地が合わない』とあります(本文に最初書いた目地は、ご指摘を受けて石目に書き換えました)が、これは私の言い間違いです。大変申し訳ございません。
初回に加工・廃棄した製品は各部材の石目の流れと色合いが合っていないということを申し上げるつもりでしたが、私の不注意で石松様に目地と表現してしまいましたことをお詫び致します。正確には『石目が合わない』或いは『石目の流れと色合いが合わない』です。私の誤った発言に対する訂正とお詫びを申し上げます。
@ ホームページに原稿を転載する前に、石寅の山崎様にご査読をお願いしたとき、即日頂いたご返信
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興味深く読ませて頂きました。校正とはいえ重箱の隅をつつくだけ、多少とも参考になれば幸いです。
石松さんの本文は勿論ですが、石屋さんのメールの内容・表現の素晴らしさ、及び滲みだすお人柄に感動を覚えました。さすがプロですね。
厳しいだけではない施主と石男の意気が響き合ったということでしょう。
A 大学級友・工・いつも査読をお願いしている方
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石寅の山崎店長の読後感と合わせて拝読。
工事開始時の関係者の記念撮影を見た。請負業者の社長、店長、基礎工事担当会社の社長、工務店長等が居並ぶ。大邸宅の着工かと思いきや高がお墓。
動員された建設機械は、中型ショベルカー、ミニショベルカー、中型ダンプカー、ディーゼル発電機、転圧機、バイブレーター、移動クレーン車・・・。請負業者は基礎工事など専門分野の仕事は他県の精鋭チームに。自社のみならず他社の力も動員した。おまけにホテル住まいで作業をしたとか。
基礎工事の鉄筋の張り方は3階建てのビルでも建てるの?過剰品質では?墓石の粗加工の段階で石目の色合いが合っていないとかで造り直したとか!私なら「自然の石はこんなもんですよ!工業製品じゃないんだから!」と誤魔化すよ。
墓の建設は一生一代の仕事、リピーターがいないのは当然。造って納めりゃお終いよ。なのに無期限保証とは!ちなみに私は十数年前に和型の墓を建設。保証期間は3年でした。ここまで聞けば建設費は数百万円の上のほうでは? ところが安くてびっくり。赤字じゃないの?
山崎店長さんへ;
石松さんからの請負仕事でクレームをつけられなかったから二重丸。「業者の想定外の誠実な作業を目の当たりにすると、我が死後も感謝し続けたい」と言わしめた。ギネスブックに載るほどの快挙です。脱帽。
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読後感の中でご質問を頂きました、石松様の大先輩様へのお手紙を書かせて頂きました。とても恥ずかしいのですが正直に書きましたので、差し支えなければご転送かホームページ内への掲載をお願いできますでしょうか。問題があるようでしたら破棄して下さい。
読後感の中に、山ア店長さんへ、とお書き頂いた方がいらっしゃいました。僭越ではございますが、お答え出来る範囲でお返事を書かせて頂きます。
赤字ではないのか?というご質問がございましたが、決して赤字ではございません。
その理由は下記の通りです。事実のみを端的に書かせて頂きます。
@
弊社では図面作成などの屋内作業(肉体労働以外の全て)における人件費は基本的に計算しておりません。
一部の消耗品と机や椅子などを除きまして、鉛筆からパソコンまで各自持ち込みです。 加工と施工と墓文字の書を除く、全ての作業を担当者が行えば、少なくとも外部に支払いは発生しません。 弊社では経営者も新人も基本的に同じことをします。 零細企業の典型的な内容です。
A 加工や施工につきましては、弊社では残業代や休日出勤などの手当ては一切ございません。
請け負った仕事に対する歩合のみです(事務員は除く)。 能力の低いものは時間で補うということが経営者の方針だからです。 つまり会社側が負担する余分な人件費は発生しません。
B 石屋のプライドにはこだわらないように自制する努力をしております。
自社内で行わない方が効率も良く、結果的に安価になる場合もあります。仕上がりが同程度であれば、後ろめたさを感じつつも安価な手段を選択することもあります。 仕上がりが弊社以上であれば、敗北感を味わいながらも躊躇無く選択して学ばせて頂きます (今回の工事は後者のケースです)。
C 経費だけではなく利幅も抑えます。
墓石の価格設定は業者次第です。 全く同じ石種・型式・大きさの墓石でも業者によっては倍ほどの価格差がある場合もございます。
当然のことですが、経費が多い業者の墓石価格は高額に設定しなくては経営が成り立ちません。 経費を削減したら、あとは利幅を削るしか単価を抑える方法はないと思います。
下記は弊社の経営者から私が怒鳴られた時の言葉です。
「お前の偽善的な笑顔や言葉より、1円でも安いほうがお客様に喜ばれるのが分からんのか?」 「お前は卑怯だ!口先だけで格好良いことを言っても、他社より高ければ一体何に努力や誠意を感じるんだ?」 「お前の誠意は口先だけだ!本当に誠意があるなら、今日から完成日まではビールをやめて発泡酒か焼酎にしろ!
それで浮いた金を花代や線香代として石松さんにお渡ししろ!その時がきたら自分の手で石松さんのお骨を納骨して差し上げろ!それが誠意だ!」
一部に不適切で乱暴な表現がございますが、決してふざけている訳ではございません。実際に経営者が私を罵倒した言葉をそのまま記しました。
石松様のホームページをお読みの有識者の方々には、不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。経営者の真意は皆様のご判断に委ねさせて頂きますが、弊社は経営者の独自の見解によりまして利幅を抑える努力はしているつもりです。
D 金銭だけを利益とは考えておりません。
この度の墓石建立では学ばせて頂いたことが多々ございます。 加工や施工、価格設定につきましても盲点があったと認識させて頂きました。
詳細につきましては長くなりますので省略させて頂きますが、信仰や墓石建立の意義が大きく変化しつつあることを実感致しました。
実は石松様のように新たな価値観の基に墓石を建立したい、というご相談だけは日々増えております。しかし、まだまだ新しい一歩を踏み出せる方は皆無と申し上げても過言ではございません。
そのような方々の先駆者とも言える石松様の墓石工事に携わらせて頂いたことは、石屋にとりまして大変貴重な経験です。 同じ方向性での墓石建立を希望されるお客様に、弊社の実体験として具体的なご提案をさせて頂くことが可能になりました。
最後にこれだけは書かせて下さい。
弊社だけではなく、全ての石材店は良い墓石をなるべくお値打ちに建立させて頂きたいと考えております。そのための努力は皆がしているはずです。
弊社より優れた墓石を建立できる石屋は全国に多数存在します。弊社より安価な墓石を建立できる石屋も全国には多数存在します。入札に参加した業者の中には、弊社よりも事業規模の大きな石材店が何社もありました。弊社よりも創業年数の長い石材店も何社かありました。その上、担当の私は手先が不器用で現場から販売に飛ばされた半端者。それでも石松様は弊社をご指名下さいました。
通常では経験することがない新しいコンセプトの工事です。石松様は弊社と私に貴重な機会を与えて下さったのです。石屋なら皆がそのように感じる工事です。
赤字どころか大黒字です。石松様には本当に感謝しています。駄文にて失礼を致しました。
そのA
(株)石寅の経営哲学を拝読しました。
屋内作業など間接業務はコスト原価に不算入。加工・施工についても残業代や休日出勤手当を含めず請け負った仕事に対する歩合のみをコストとするなど。この方針のもとでは良いものをどんどん安く作り、ひいては客に安い商品を提供できる。まさにお客様本位の経営です。(結果として会社が繁栄するのは云うに及ばず)
この眞逆が東京電力。すべての経費を積算し、それに利益を上乗せして売価とする。今回の原発事故で火力発電に代替したが、火力発電用の油代を積み上げ電気料金の値上げを申請した。西沢社長は「電気料金の値上げは電気事業者の権利だ」、とのたもうた。
石寅 山崎店長のメールを見せてやりたい! 眼の鱗を落とすような相手ではないが。
B 査読をお願いしたトヨタ先輩・工・ゴルフ・テニス・温泉旅行仲間
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終の棲家完成おめでとうございます。石松さんらしいコンセプトの墓石を拝見しました。三河の地の石松家が末永く安泰であるよう願います。
最近は、工夫を凝らした墓石も目立ちます。碑銘も絆とか、夢とか。しかし、家名がすっきりして、分かり易く素晴らしいと思いました。
こちらも、そろそろ終活も考えるころですが、未着手です。
C 未だお会いしたこともないトヨタOB・B29の情報収集家⇒民間では日本一??
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早くも2月になりました、石松様らしい素敵な棲み屋ですね、着々と準備されて自分のシナリオをセットアップされる計画性に感服です。
小生のほうは、お陰さまで風邪を引くこともなく元気にて春の来るのを待つ今日この頃です、平穏無事を念じて新年を迎えるのですが、今年も早くも北の地方での大雪災害が起きています。
多事多難な幕開けの気がします。まだまだ何かが起きそうですね。巷の不況も気にせずにマイペ-スで暮らしたいものです。自分に最も気分の良いことを選択してストレスを溜めずにお暮らしください。
D いつも励ましのご返信をいただける方。10年ものリハビリで人生の危機を脱出された方
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石松家の立派な立派な墓を拝見。近く発生が予想される東海・東南海地震でも倒壊しない墓とのことですが、基礎の土台の鉄筋や墓石からみれば500年も1,000年も、もつようですね。よほど大雨で近隣の墓全体が流されないかぎり。
私は、昨年の3月11日上野の近くの谷中霊園で地震にあいました。徳川慶喜の墓の近くにいたときです。この時のこの地方の震度は5強だったんですが揺れの時間が長く、墓石はだんだんずれてきて2割近く倒壊したようです。
ただ、この霊園は明治や大正時代のものが多く、墓石の高さも2〜3メートルものも見られました。また、高い松の木があり、枝が途中で折れて落ちてくるものが有りました。
E トヨタ・大学後輩・経・定年退職後子供のいる東京へ移住
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貴殿の随筆というかドキュメントというか、長編が多くてなかなか読めませんが、今回は一気に読みました。もっとも読み側のこちらの環境がよかったせいでもあります。例年のごとく避寒のため南の国を今放浪一人旅中で、今日はマレーシアKLのホテルでのんびりしてましたので。
無宗教でお寺さん大嫌いな貴殿が、どうしてお墓にこんなに拘られるのかがよく理解できません。そのことはすでにどこかに述べられているのかもしれないが。
妻子孫の『信教の自由』に干渉する気は全くありません。彼らの負担を軽くするために墓を造りました。この墓に各自の遺骨を収納するか否かは彼らの自由です。
私が日本の仏教界と訣別した理由は何の付加価値も生まずに伝統に胡坐をかいている、盆暗守銭奴僧侶達の存在に意義を感じなくなったからです。
私の印象では『俺が死んだら遺骨なんてそこらに散骨してくれ』と言いそうな石松さんと思っていました。それが172.9万円の大金をかけて大地震が来ても絶対に壊れない、何代にもわたるお墓を作られたことが不思議に思われます。
各種応用力学を齧った私は墓を造るからには、頭を少しは使った構造にしたかったからに過ぎません。
興味深く『終の棲家の建設 後編』を読ませていただきました。
石寅の山崎さんの建設後のコメントは立派です。中小企業でやって居られる人の中にこういう人がおられるのが日本の本当の強み。大企業のトヨタにこれほどの信念を持って仕事している人が、どのくらいいるか数えてみたいものです。
戒名を生前自分で作られた人は私の周りで石松さんが3人目です。それにしても大居士なんて終わりにつけると仏教くさいではないですか。世界百余国漫遊というのは石松さんの人生の中で終わりの方で少しやられたことで、石松さんの人生とか生き方をあまり反映してないように思いますがいかがでしょうか。
戒名に価値があるとは思っていません。墓石の単なる飾りと考えたものの、新しい形式を考えるのが面倒になり、伝統を真似ただけです。それどころか、百余国は魏志倭人伝から、漫遊は水戸黄門漫遊記から、大居士は家康の戒名からのパクリです。
すべての妥協を許さず一つことを徹底的に、時には依怙地と思われる執念で生きて来られたのだから、それに相応しい戒名の方がよかったのではないですか。例えば『無宗教無妥協諸事貫徹大居士』とか、戒名には字数の制限があったのかな。
少し詳細な疑問ですが墓誌には没年を入れられると思うのですが、没年の年月日はいつどのように入れられるのですか。もちろん奥さんか子供さんが手配されると思いますが、現場でショットピーリングのハンデイーな道具があるのですか。
石寅の解答⇒墓誌への追加彫刻は、墓誌を基礎から外して工場で実施可能な構造になっています。墓地でも可能です。墓誌の基礎への据付にはピンと簡単に剥離できる接着剤を使っています。
石松⇒ショットピーニングに関する誤解があります⇒インターネットからの引用です。
ショットピーニング (Shot Peening) とはショット・ブラストを利用した表面処理の形式のひとつで、主に鉄鋼表面に対して、塑性変形による加工硬化、表面応力の均一化及び残留圧縮応力の付与を図る処理である。
サンドブラストは主に表面研削や付着物除去を目的としており、表面硬化等を目的に特化したものではないためショットピーニングとは区別している。
年号を平成で入れられたが100年後のご子孫では、丁度我々が明治や大正の年号が簡単に勘定できなくて戸惑うような事にはなりませんか。
一度お墓を見学に行きたいものです。折角こんな立派な変わったお墓をつくられたのだから、石寅のPRを兼ねてオープンハウスならぬオープングレーブ(グレーヴ=Grave=墓)を企画されたらどうでしょうか。提案します⇒何時でもご案内します。
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その2
例によってすぐ返事、しかも青字で疑問点まで回答されていて感服です。ショットピーリングとサンドブラストを混同していたようです。ご指摘ありがとうございました。
私の紹介のところで自工とあります(誤解です。トヨタ先輩・工と記した工は卒業した学部の略称。経済学部ならば経と記しています)が旧トヨタ自販S35年入社です。学校は名大工学部機械科出身で一応エンジニアの卵でした。途中(合併)から大変身⇒事務屋の中枢人事部に、そのあとはヤクザ稼業のような不動産屋(トヨタ住宅)をやらされました。
日本の仏教の檀家制度は今もかなりしっかりしており、私のところは三河の百姓5代目ですが、寺役も回ってきて金銭のみならず時間まで取られます。檀家寺の坊主とはケンカはしませんが協力的でないのはわかっているので、
檀家衆の中できっと評判は良くないはずです。
多分息子たちは私の遺骨をこの寺の先祖代々の墓に納めるでしょうが、学校卒業以来東京の方に行って仕事しているし、ここに帰らなければ孫の代になればすぐ無縁仏の墓になり処理されるでしょう。
私は裕福でもなんでもありません。今は自分が稼いだ金は死ぬまでに上手に使っていこうと思っているだけです。死ぬ時がわかってないので難しいことですが・・・・・そこで添付のごとき宮沢賢治の『雨ニモマケズ』をもじってつくった『21世紀の老人の生き方』がパロデイ大賞だと言って篆刻をやる先輩が彫刻してくれました。ご笑覧ください。
F トヨタ先輩・工・奥様逝去後は独身貴族・お寺の改築に100万円寄贈された富裕族・海外駐在20年以上の国際人
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今回はご指示どおり「石寅の山崎店長」の読後感から」先に読ませていただきました。そして読後感を最初に拝読しましたのは正解でした。そうでしたか。山崎店長のプロ意識と石松様との呼吸が、そして石松様の鋭い現場のまなざしになれるまでは山崎様のご苦労を勝手に想像していました。
石松流の問いに「わしらは勘でやるんじゃー」という心の叫びにどの時点でお互いを認め信頼がうまれたのか、と思いました。
さすが石松大先輩のご判断は2点(勿論私見・・・・小生には耐震性など理論はよくわかりませんので)
@「石松家のお墓」でなく「石松家」
A赤字でなくそのまま・・・・・・合理的
一度お墓参りをしたく思います。 住所と大体の場所・位置を教えてください。現存の方のお墓参りをするのは初めてですが、否お墓見学ですかね。
先週土曜日は元銀行職場の役員様が80歳で昨年ゴルフ引退されたので、第1回食事会を開催しました。その場所で大先輩の88歳のお祝いの会が開催されており、当人から「まだ月2回のゴルフを楽しんでいる」と聞かされました。
「石松様のお墓完成おめでとうございます」と申し上げますが、まだまだお入りいただくのは天国での手続きが整備されてないとのことです。また、益々のご健勝を祈念し、新しい情報を期待しています。
G 大学後輩・経・元銀行員
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