大畑小学校区はこんな地域
 大畑小学校区は、豊田市の北西部にある地域です。八草(やくさ)町、広幡(ひろはた)町、大畑(おおばた)町、篠原(ささばら)町の4つの町があります。この地域の4つの町は昔、橋見(はしみ)村と呼ばれていました。当時の役場は、今の八草町の「徳翁院」のあたりにあったということです。その後、この橋見村は伊保村と合併して「保見村」になり、猿投町との合併を経て、豊田市に編入されることになります。「保見」という名前の「見」のルーツはこの地域にあったのです。
 この地域は緑の山に包まれ、最北部には愛知工業大学、中央部には2つのゴルフ場があります。猿投グリーンロードと東部丘陵線(リニモ)が東西を横断し、国道155号と愛知環状鉄道が南北を縦断しています。
 大畑小学校区の社寺と昔話の里めぐり    


 「見どころ」

 @ 「永澤寺」   参道の杉並木と境内のもみじが見所。
この寺には今川義元の古文書など豊田市指定文化財があります。

  A 「篠原ホタルの里」  毎年6月中旬頃に篠原公民館から約700メートル奥の大沢川でゲンジホタルが見られます。風が少なく、暗くて、蒸し暑い、夜の9時頃に多く飛びます。  
   
  B 「篠原町八柱神社」  鳥居周囲はシイの木主体の森が特徴です。  
C 「マレットゴルフ場」   自然の中で気持ちよく楽しめるコースです。   
 D 「白髭神社」   大畑公民館バス停から徒歩1分にあり、御祭神は猿田毘古神です。   
E 「八草町八柱神社」   八柱神社の急こう配の約140段の石段は魅力です。( 写真 上)
階段頂上からの眺めも良いです。
 こちらの八柱神社は平成12年に新築されました。(写真 下)
 
 
 F 「里山」   八草倶楽部が里山活動としてシイタケ栽培を行いました。
 シイタケ栽培管理を通して、自然とのかかわりや先人が培ってきた生活の知恵を、これからの子供たちに受け継いでもらうことが大きな目的です。 
 
 G 「椀貸し池 」   椀貸し池入口にある常夜灯
江戸末期、「文久」の記年銘があります。
 
  八草町にある富瀬池は、別の名を「椀貸池」と呼んでいます。この池は、地域の人々が集まり事をして、椀が不足するようなとき、借りたい椀の数を紙に書いて投げ込むと翌朝その数だけ椀が浮かび上がったと言います。古くからの昔話として地域の人々に親しまれています。  
   
 H 「正林寺」   広幡町にあります。  
 I 「古い常夜灯」  この常夜灯には江戸中期、「寛政」の記年銘があります。大変古く、しかも立派なものです。この地区には多くの常夜灯があるので注意深く見てみるのも面白いです。