伊保小学校区

 伊保小学校区はこんな地域

 伊保小学校区には、飯田街道に沿って、田籾町、保見町、東保見町、貝津町、伊保町があります。
 この地区は、かつて伊保郷と呼ばれ、江戸時代の田籾・上伊保・伊保堂・殿貝津・下伊保村が合併して伊保村になり明治39年以降保見村となりました。 以降、猿投町、豊田市との行政合併を経て、現在の町となりました。古くには、農業が中心の地域と聞いていますが、今は、貝津町に中京大学、保見町に豊田大谷高校がある文教の地であり、自動車産業の一翼を担う工場群もあるなど、生活面、産業面のバランスのとれた地域となっています。
 
 飯田街道:尾張名古屋と信濃の飯田を結ぶ昔からの街道です。「塩の道」「中馬街道」の名で呼ばれています。


 伊保小学校区の飯田街道西から東

 伊保小学校区は東西すべての地区を飯田街道が貫いています。
これらの地区を飯田街道に沿って西から紹介していきます。

 歴史と桜道をめぐる
 
  
 @ 田籾町 : 鶏石

 「コケコッコー、夜が明けた。」と鳴いたといわれる鶏石。村人はこの声聞きたさに早起きするようになり、田籾村は栄えたといいます。
 今もこんな歌が残っています。
「ここは田籾か鶏石か とりもをらぬに時つげる」
   
 A 田籾町 : 神明社

 平年24年11月の竣工です。 
 
   
 B 保見町 : 伊保西古城跡

 中世の砦跡で、 散歩道が整備されています。往復20分はかかりそうです。
 
  
 C 保見町 : 和徳寺

 境内にはヤマモモ、ヒヨクヒバ、枝垂れ桜の名木があります。一度は見ておきたいです。
 
  
 D 保見町 : 射穂神社

 格式は六等級社、由緒ある神社です。
 神社への道は急です。
 
  
 E 保見町 : 並木道

 春は桜。秋はモミジの並木道で四季折々の景観が楽しめます。
 
   
 E 保見町 : 並木道

 高台から保見町を一望できる景勝路です。
 
   
 F 保見町 : 黄檗宗永福寺

 かつての伊保藩主の菩提寺で中国風の伽藍様式が特徴です。
 
   
 G 保見町 : 道標
 
 瀬戸と名古屋を示す石の道しるべは、今も昔も複雑な大井橋付近の方角を知る手がかりです。
 多くの旅人に元気を与えたことでしょう。
   
 H 保見町 : 馬頭観音

 大井橋近くの崖下に馬頭観音が祭ってある。左右に小さな石仏があります。
 また、向かって左手が小さな祠に入った行者さん、写真には写っていないが、右手に堂に入ったお地蔵さんがあります。
  
 I 保見町 : 伊保塚

 昔からいぼ塚の土をいぼにつけるといぼが取れるといわれた。いぼに悩む人がこの土をもらっていったため、今では窪地になっています。
 今もいぼが取れるのを念ずる人が訪れるといいます。
  学園・里道と飯田街道めぐり
 
   
 J 東保見町 : 貴船神社

 飯田街道は伊保塚あたりから昔の道筋が途絶えるが、街道沿いには多くの寺院・神社が散在していたとの言い伝えから、貴船神社もそのひとつだったかもしれません。
 由緒ある大きな神社です。
   
 K 東保見町 : 徳合院山門
 
   
 L 東保見町 : 東保見町貴船神社 
            右は観音道入口

 観音道には沢山の石仏があります。
昔の飯田街道沿いの馬頭観音も集められています。
 
   
 M 貝津町 : 貝津神社
 
   
 N 貝津町 : 常夜燈

 貝津町に入り飯田街道は復活します。いくつかの寺院や神社も見られます。
 この常夜灯自体は新しく、昭和に建てられています。前方には、飯田街道にあたる旧道が通っています。
   
 O 貝津町 : 北の梅園

 早春の梅林は見事です。ここには学問の神様で知られる北野天満宮もあります。
 
   
 P 伊保町 : 名木オオムラサキ
 
 この木はツツジ科の植物で春には見事な花を咲かせます。
   
 Q 伊保町 : 伊保町八幡社
 
   
 R 伊保町 : 白山神社

 飯田街道は白山神社から校区を離れ、下小屋の集落へ向かいます。 
 白山神社は大鳥居さんと呼ばれ、安産の神様として古より人々に尊信されています。