金田千鶴
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  豊かな感情と知性的純真な詠風をもって、昭和初期にめざましい
 活躍を続けた女流歌人。

  千鶴は明治35年泰阜村平島田金田家に生まれる。
 少女期より歌詩を好んだ。
 病弱の故もあって、アララギ派に属し、岡麓に師事し歌道に精進するも
 昭和9年8月17日33歳の若さで没する。










  
金田千鶴の生涯を演劇に  全文2001年10月20日(土)付け信州日報より


   飯田市と泰阜村 出演者、スタッフを募集


 飯田市と泰阜村は、泰阜村が生んだ歌人で来年生誕百年を迎える金田千鶴の生涯を取り上げた
演劇作品「翔ぶ」を制作、来年二月に上演する。これに向けて現在、出演者と公演を支える実行委員会の
スタッフを募集している。金田千鶴は1902年(明治35年)11月に泰阜村平島田に生まれ、飯田高等女
学校(現在の飯田風越高校)を卒業して帝国女子専門学校(現在の相模女子大学)に入学。
結核にかかり、故郷に帰って療養するが32歳という若さで他界した。
短い生涯だったが、アララギ派歌人とし活躍し、詠まれた歌は820首を数え、池田寿一氏や佐々木茂氏ら
の地道な研究による全集や研究資料の発刊によって広くその名が知られるようになった。

 同芝居の脚本、演出は、飯田になじみの深い演出家・ふじたあさや氏を予定している。
壮絶に生きた彼女の生涯が詠まれた歌の数々を織り交ぜながらドキュメントタッチで描かれる。
公演は、来年2月9日と10日に飯田文化会館で、翌11日に泰阜村中学校体育館で行う予定。
出演者は地元のアマチュア劇団「演劇宿」で構成するが、このほかにも一般市民に広く参加を呼びかける。
応募締め切りは今月31日までで、オーディションは11月11日に泰阜村で開かれる第五回金田千鶴短歌
フォーラムの席上で行われる。一方、実行委員は短歌の好きな人、芝居の好きな人、大勢で一緒に何か
やってみたい人などを募集。今月28日を応募締め切りにしている。実行委員会の第1回目の会合は今月
29日午後7時から文化会館で開く。また、舞台上で役者が使用する「もんぺ」や着物を探しており、今は
使われなくなった使い古しのものを求めている。

 問い合わせは飯田文化会館 電話 23−3552 FAX 23−3533
 メールアドレス ibunka@Valley.ne.jpへ。



* おじちゃん、おばちゃんの生まれ故郷、泰阜村のホームページです。

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