前ページの「レジストリチェッカー」でレジストリの復元に失敗した場合、レジストリを格納してあるCabファイルの解凍に失敗したということなので、Cabファイルを手動で解凍するとレジストリの復元に成功するときがある。
【DOSでの解凍方法】
バックアップが保存されているディレクトリに移動。
cd c:\windows\sysbckup と入力
バックアップファイルを特定するためにタイムスタンプを確認
dir rb*.cab と入力
キャビネット形式(cab)の「rb」で始まるファイルだけがリストアップされるので、最新のバックアップファイルを特定できる。
続いてファイルを解凍する。
解凍したいファイルが「rb001.cab」だったら、
「extract rb001.cab *.*」と入力して解凍する。するとレジストリファイルの
「User.dat」「System.dat」「win.ini」「system.ini」が現れる。
これらの属性を変更するために
「attrib -h -s -r *.dat」と入力。
その後、「User.dat」「System.dat」「win.ini」「system.ini」をWindowsフォルダの中にコピーさせればよい。
まず、「cd \windows」と入力してWindowsフォルダに移動する。
「attrib -h -s -r *.dat」と入力して「User.dat」「System.dat」を上書き可能な属性に変更する。
「cd c:\windows\sysbckup」でSysbckupフォルダに戻り、
「copy *.dat \windows」
「copy *.ini \windows」と入力してコピー
cd windows\sysbckup
md temp
dir
rb*.cab
copy rb .cab ファイル名
c:\windows\sysbckup\temp
cd temp
extract /e rb
.cab ファイル名 *.*
attrib -r -s -h *.dat
cd
\windows
attrib -r -s -h user.dat
attrib -r -s -h
system.dat
ren system.dat *.xxx
ren user.dat
*.xxx
ren system.ini *.yyy
ren win.ini
*.xxx
copy c:\windows\sysbckup\temp\*.*